ぼこがぼっち鍋を食べる理由(会食恐怖症闘病日記)

会食恐怖症という厄介な病気にかかって早40年。その病気を通したフィルターで世の中を見るとどうなるか?

王子と姫の物語

どうも、ぼこです❗️

今日は、ある物語のお話しをします。

この物語は、何でもないただの物語のように見えて、実は誰もが知っている物語なのです。

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王子と姫の物語

昔々、ある所に、王子様とお姫様が住んでいました。

二人はとても仲が良く、幸せに暮らしておりました。

ところがそんなある日の事、突然王子に語りかける声が聴こえてきました。

謎の声『姫の言う事ばかり聞いていてはいけないよ❗️』

謎の声『姫の言うことばかり聞いていたら、ダメになってしまうよ❗️』

『王子、あの声の言う事なんて聞かないで❗️』

『今まで通り、私の願いを聞いて叶えて❗️』

謎の声『姫の言う事ばかり聞いていたら、この世界では生きていけないよ❗️』

謎の声『姫の言う事を聞いていては、他の国と戦争になってしまうよ❗️』

王子『えっ❗️本当に❗️生きていけないと困る❗️』

王子『戦争になったら、死んでしまうよ❗️』

王子『どうすれば良いの❓』

謎の声『私の言う事さえ聞いていれば、この世界では大丈夫‼️』

謎の声『私の言う事をちゃんと聞きなさい❗️』

王子『うん❗️分かったよ❗️言うこと聞くよ❗️』

『ダメー❗️王子❗️ダメ❗️』

こうして、王子はこの世界で生きていく為に、謎の声に服従する事にしました。

『王子、遊びたいな。一緒に遊ぼうよ❗️』

王子『うん❗️遊ぼう❗️』

謎の声『王子、今遊んでいたら、他の国から仲間外れにされてしまうよ❗️』

王子『仲間はずれ⁉️それは困る❗️』

『・・・・・。』

『私、これが欲しいな❗️』

王子『よーし、僕が叶えてあげるよ❗️』

謎の声『王子、今それを買ってしまったら、他の国から責められてしまうよ❗️』

王子『えっ❗️それは嫌だなぁ。』

『えーん、えーん涙』

謎の声『こう言う時は、こうすればちゃんと出来るよ❗️』

謎の声『今は、こうすればダメにならないぞ❗️』

王子『うん❗️分かった❗️そうするよ❗️』(本当は姫が心配だけど、言う事聞いておけば上手くいくからな)

『あのね、王子、あのね』

王子『うるさい❗️黙っていろ❗️お前は俺の言う事だけを聞いていれば良いんだ❗️その方が安全なんだ‼️』

『もう、王子は姫の言う事を聞いてくれないんだ』

『私は孤独。たった一人。ひとりぼっち。』

謎の声の言う事だけを聞いて、必死に他の国との戦争を避け暮らしている王子と対象に、毎日毎日、姫は泣いて暮らしました。

そうして、何年かは謎の声の言う通り、周りの国とも上手く行っていました。

それからさらに月日は経ち、何十年経った頃でしょうか。

王子は今まで散々無視してきた姫の鳴き声が、耳から離れなくなっていました。

王子『今まで確かに上手くいって来たけれど、何だかスッキリしない。本当にこのままで良いのだろうか❓』

王子『鳴き声だけは耳から離れない。俺には姫が居たような気がする、、、、』

王子『分からない。分からない、、、』

しかし、なんだかスッキリしない。モヤモヤしているという感覚は日増しに強くなるばかり。

そうしてとうとう、姫の鳴き声を無視し続けてきた王子も、無視出来ないところまで精神的に追いやられてしまいました。

王子『苦しい。息苦しい。』

王子『俺は間違っていたのか❓』

王子『どうすれば良いんだ❓』

天の声『あなたには、大事な姫が居たのですよ』

天の声『姫の声に耳を傾けなさい』

王子『えっ❗️姫が、、、、』

天の声『そうです❗️』

王子『何となくそんな気が、、、』

王子『だけど、姫の言う事を聞いてしまってはダメになる気がする。』

天の声『小さな頃はそれで良かったのかもしれません』

天の声『だけど、成長して大人になった王子は、もう周りの国とも戦って行けるのですよ❗️』

天の声『今こそ、姫の協力を得て、二人で一つの国を作るのです❗️』

王子『そうか❗️今の僕なら大丈夫なのか❗️』

王子『ひめぇ〜‼️』

王子『今まで無視し続けてしまって悪かった❗️許しておくれ❗️』

王子『これからは、二人で協力して強い国を作ろう‼️』

姫『王子‼️ずっとその言葉を待ってた❗️そう言って欲しかった‼️』

こうして成長した二人は、幸せに暮らしましたとさ。

誰の中でもある物語

さて、冒頭でもお伝えしましたが、これはただの物語では無いのです。

実は、あなたも私も、誰しもが持っている人間の心の中のお話し。

出演者のご紹介

王子は、顕在意識。

姫は、潜在意識。

謎の声は、親や世間の声。

天の声は、気づきやカウンセラーさんなどですかね。

最後に

本当の自分とは、姫(潜在意識)の言う事を王子(顕在意識)が叶えてあげる。

そんな素敵な仕組みになっています。

しかし、それを無視して謎の声(世間の声)の言うことばかり聞いていると、本当の自分ではなく、周りから作られた自分になってしまい、いつか生き辛くなってしまうというお話しでした。

あなたは姫の声、無視していませんか❓

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