怪しい団体(出家5)
どうも、ぼこです。
仏教団体に行った日…
あの日だけで、もう帰ってから、二度と行かなければ良いものを…
ぼこは、どうしても、病気を治したかったのだろうね。
翌週、何事も無かったように、”良い事療法”の話だけを聞きに、また、セミナー会場に現れた、ぼこ。
一通り話しを聞き終わって、
『今日も良い話しだったなぁ』
さて、帰ろうか?
と、席を立とうとしたその瞬間!!
『ぼこ君』
あのスタッフのメガネの男性だ!
『ぼこ君!君は見込みがあるから、もう一度詳しく話せる場所に行こうよ!』
ぼこ『いやー、あそこはどうも。。。』
などど、返事を濁していると…
『ぼこ君!』
『ぼこ君!』
『ぼこ君!』
『ぼこ君!』
(!!!!?)
まるで、ドラクエの敵が仲間を呼ぶように、スタッフA、B、C、Dがどこからともなく現れて、あっという間に、ぼこが座っている席の周りを、ぐるっと取り囲まれてしまった!!!
スタッフ達『ぼこ君、来なよ!』
スタッフ達『ぼこ君、何で来ないの?』
スタッフ達『ぼこ君、いつなら来られる?』
スタッフ達『ぼこ君!』
スタッフ達『ぼこ君!』
(こっ!怖いよーーーーー!!助けてーーーー!!)
ルーラの呪文が使えたら、サッサと唱えて家に帰りたい!!
スタッフA『ぼこ君、いつが空いてる?』
スタッフB『ぼこ君、もう日にち決めちゃおうか?』
スタッフC『ぼこ君、君なら治るから!』
スタッフD『ぼこ君、来さえすれば良いんだよ!』
『ぼこ君!ぼこ君!ぼこ君!…』
(ひえーーー!この世は地獄だと思ってはいたけれど、
これは、今まさに、今が地獄なんじゃないのか!?)
その状態で、質問責めに合ったまま、15分経っただろうか?
30分は経っただろうか?
ついに観念して、適当な日にちを言った、ぼこ。
やっとこさ、解放された!
(ヒャー!!怖かったなぁorz)
(世の中には、色んな事があるんだなぁ)
まだ、一人暮らしを始めたばかり、右も左も分かっていない、世間知らずの、ぼこにとっては、かなりの痛い勉強になった。
でも、その団体のやり方は、強制感がハンパなかったので、あまり良い印象は受けなかったけれども、仏教の考えを基にして、教えてくれている内容に関しては、素晴らしく、それ以後の、ぼこの考え方に、かなりの良い影響を与えてはくれたんだよね。
とか何とか言ってるけれど、適当な日にちを答えた事を、すっかり忘れていた、ぼこ。
当然、約束した日にちに一向に現地に現れる気配が無い、ぼこに対して、その日以来、家の電話が、毎日のように、ジャンジャン鳴り続けていた事は、言うまでもないorz