ぼこがぼっち鍋を食べる理由(会食恐怖症闘病日記)

会食恐怖症という厄介な病気にかかって早40年。その病気を通したフィルターで世の中を見るとどうなるか?

怪しい団体!(出家3)

どうも、ぼこです。

 

 

前回に引き続いて、今度は怪しいセミナーに参加する事になった、ぼこさんなのであります。

 

www.bocotan.com

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セミナー会場に着くと、意外と人が居ました。

 

 

ざっと、20人くらいでしょうか。

 

 

多いんだか、少ないんだか?

 

 

男性、女性に限らず、年齢も学生かな?って思う子や、どう見ても50代以上に見えるおばさんやおじさんまで。

 


(それにしても、ここに来ている様々な人達。
本当に何らかの病気なのだろうか?
とてもそういう風には見えないけど…)

 

 


(ちょっと髪短めのメガネのおばさんが、白板の横に立っているけど、あの人が主催者かな?)

 

 

…時間を少し過ぎた頃に、メガネのおばさんが、セミナー会場に向かって、おもむろに話し始めた。

 

 

『少し時間を過ぎましたが、始めますね』

 

(意外と柔らかい口調だな)

 

 

『今日は、遠い所をお越し頂いて、ありがとうございます』

 

 

と、突然

 

 

自律神経失調症失調症は治す事が出来る!”

 

 

と白板に書いた後。

 

 

自律神経失調症失調症は治す事が出来るのです!』

 

 

と、白板の文字を、反すうするように力強く繰り返しました。

 

 

(本当だろうか?)

 

 

『皆さんは、普段どのような気持ちで過ごされていますか?』

 

 

『もしかしたら、道ですれ違った人や電車の中で会った人、職場の人などに心の中で文句を言ったりしていませんか?』

 

 

(げっ!ぼこの事かも!)

 

 

『そんな行いは、今すぐにやめましょう』

 

 

(でも、その話しと、病気と何の関係があるんだ?)

 

 

自律神経失調症と何の関係があるのか?と疑問に思われた方もいるかも知れません』

 

 

(またしても、げっ!)

 

 

『反対に、人に親切にしたり、人助けをしたりを率先して行いましょう!』

 

 

『これを良い事療法と言います!』

 

 

(なんだ?それは?)

 

 

『皆さんは、こんな話しを聞いた事ありますか?』

 

 

”大象100頭分の業力”

(だいぞうひゃくとうぶんのごうりき)

 

 

 

(??)

 

 

 

『皆さんは、業(ごう)と言う言葉を聞いた事がありますか?』

 

 

 

『人の行いは、良い事をすれば必ず良い事が返ってくる!』

 

 

 

『悪い事をすれば、必ず悪い事が返ってくる!』

 

 

 

『これは、宇宙の真理なのです!』

 

 

 

『その宇宙の真理の力は!』

 

 

メガネのおばさんは、さっき、白板に書いた”大象百当分の…”の所を指差して、

 

 

 

『大きな像、100頭分もの力なのです!』

 

 

『ですから、決して逆らう事ができない真理なのです!』

 

 

(何だか、スゴイ話しだぞ!)

 

 

 

『そして、なぜかこの”良い事療法”を実践していると、次々と自律神経失調症全般が治ってしまう!』

 

 

 

 

『それは、宇宙の真理だからです!』

 

 

(うわー、なんか怪しいセミナーだけど、今まで聞いてきた病気を治す、やり方と全然違うぞ!)

 

 

 

メガネのおばさん『質問がある方はいますか?』

 

 

会場『この”良い事療法”を実践して行けば、どんな症状でも治るのですか?』

 

 

 

メガネのおばさん『心から実践していれば、どんな症状でも治ります!』

 

 

メガネのおばさん『もう質問はありませんか?』

 

 

会場『はい!』

 

 

50代以上だな思うおじさんが手を挙げました。

 

 

おじさん『私は、精神病とか、そんなものには全く興味が無いんだが、この真理を実践して行けば、高次の自分にたどり着く事が出来るのかね?』

 

 

(うわー、メッチャ怪しい!そして、メッチャ気持ち悪いやつが出てきたぞ!)

 

 

メガネのおばさん『もちろん、それも可能です!』

 

 

 

(可能なのかよ!万能すぎるだろ!でも、もっと深くやってみたい!)

 

 

すっかり、『良い事療法』の虜になってしまった、ぼこ。

 

 

大丈夫なのか?!

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