ぼこがぼっち鍋を食べる理由(会食恐怖症闘病日記)

会食恐怖症という厄介な病気にかかって早40年。その病気を通したフィルターで世の中を見るとどうなるか?

他人と入れ替わってみた4

どうも、ぼこ です。

 

前回から引き続き、他人と入れ替わったことにより、人生180度入れ替わってしまって、調子に乗ってる ぼこの話し。

 

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そんな簡単に他人と入れ替わっちゃって、人生が好転してハッピーエンドになれるのだったら、そういうハウツー本が山ほど出てるはず!

 

なのに、ナゼかそういったやり方を書いた本って見ないよね?


何でだと思う?

 

…さて、相変わらずのんきに入れ替わり人生を満喫している ぼこ。


学校生活も早いもので、あっという間に1年間が経ってしまったのでした。
(そう!一年間入れ替わりをやり遂げた!)

 

『いやー、楽しかったなぁ、こんなに楽しい学校生活になるんなら、もっと早くやってれば良かったなぁ〜♪』

 

この入れ替わり作戦を実行したのが、ちょうど中学校3年生だった為に、上手く誰にも怪しまれずに卒業と相成った ぼこ。

 

これから起こる悲劇も知らずに、まるでサスペンスドラマで完全犯罪を確信し、ほくそ笑む犯人のように、のんきにそう思ってたのだ。

 

しかーし!

 

サスペンスドラマでも、完全犯罪は必ず主人公によって暴かれてしまって、犯人は必ず捕まるものだって相場が決まってるよね?

 

中学校も卒業して、いよいよ高校生だ!

 

『よーし!高校生活は、今度は今まで恥ずかしくてひた隠しにしてたけど、実は誰よりも興味があった、下ネタを堂々と言えるキャラで行こう!楽しみだぁ〜♪』

 

入れ替わりの麻薬に囚われてしまい、もう入れ替わり無しでは生きていけない、差し詰め、入れ替わりジャンキーと化してしまった ぼこ。

 

しかし!

 

麻薬ジャンキーの先にあるものは死!

 

実際、その入れ替わり作戦も思いのほか上手くいき、

 

『下ネタと言えば ぼこ』


みたいなキャラが定着し始めたある日の朝…

 

(あれ?いつもと何か感覚が違う?何だか不安で気分も心なしか悪い気がするぞ?)

 

気のせいかな?

 

ただ少し体調が悪いだけかな。

と大して気にもせず、いつものように学校に着いたそんな昼休み…

 

(いつもなら、弁当をお腹いっぱいバクバク食べられるのに、今日は全く食欲が無いぞ?)

 

そして、その日から、症状は徐々に悪化!!

 

学校に行こうとすると朝から気分が悪く、吐き気が止まらない!

 

昼ごはんも気分が悪く全く食べられない!


それどころ、少しでも口に運ぶと、途端に気分の悪さMAX!


すぐにトイレに駆け込む事の繰り返し!

 

例えるなら、普通に日常生活を送っていても、年中車酔いをしているような状態って言ったら、みなさん分かっていただけます?

 

授業を受けるのもやっと!


家に帰えるのもやっとで、ただうなされながら寝ている日々。

 

続く吐き気と気分の悪さの中、ぼこは思ったのでした。

 

(これは… 入れ替わる前より酷くなってないか?)

 

こうして、精神が完全に崩壊してしまった ぼこなのでした!

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